英語で独り言。英語を喋れるようになった学習者がこぞって推奨する英語スピーキング力向上の秘密兵器。
僕自身は瞬間英作文トレーニング(「Youcanspeak」「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を半年ほど継続したのちに「英語独り言」を開始した。そして現在では「英語ジャーナリング」とならんで、僕の中で習慣化されてしまっている。
効果はいわずもがな、抜群。
なので、この記事では僕個人にとって「英語独り言」の何がよかったのかを述べたい。
どんな会話にもついていける究極の英語スピーキング上達法(特許申請中)英語独り言のやり方
必ず声に出して行う
方法としては、一日の暇な時間に英語でつぶやく。僕の場合はもっぱらバイク通勤の最中に
「いつもここですれ違うあのきれいなお姉さん、今日はいないな、会社がお休みなのかな」
「後ろの車、あおってるのかな?ちょっと左側によって先に行かせよう」
といった内容を英語でつぶやく。実況中継する感じだ。
あまり近づきたくないな…
バイク通勤中はヘルメットを装着しているので割と声を張っても誰にも聞こえない。ちなみに僕は英語独り言のために「フルフェイス」のヘルメットを購入した。
そう、声に出して英語をつぶやくことが重要だ。
※注意点:慣れないうちはくれぐれも安全運転をこころがけた上で、脳内の余ったリソースを使って英語のことを考えよう。
奇しくも現在、常にマスクをしているため、職場で英語独り言をしても気づかれにくい。まさに絶好の機会だ。
声に出すことにまだ抵抗がある人は「マンブリング」してみるのもおススメだ。
※マンブリングとは、発声せず息だけでつぶやく方法だ。要は「ひそひそ話」をする時のしゃべり方を想像してほしい。関連記事はこちら↓↓↓↓
自然にしゃべれるまで何度も繰り返す
僕は英語の発音にはこだわる方なので、一つのセンテンスを流ちょうにしゃべれるようになるまで何度も繰り返すことが多い。
はじめは頭の中で口の形を意識して発音していたのが、いずれ完璧な発音に近づいていく。そのうち、不意にしゃべっても完璧な発音が出てくるようになる。
この状態になるまで繰り返すことをおススメする。
どうせやるなら完璧な発音を目指したいところ。僕の発音を飛躍させた教材「American Accent Training」についての記事はこちら↓↓↓↓
頭の中での独り言では不十分 噛んでもいいから口に出そう
「頭の中で英語独り言するだけじゃだめなの?」
頭の中で英語独り言をするのも効果的だが、不十分。実際に声に出して独り言を行うべきである。
頭の中でセンテンスを作るのと、実際しゃべるのでは、後者の方が難易度が段違いに高い。やり始めの頃は噛みまくるだろうが、辛抱強く継続してほしい。
そのうち頭の中でセンテンスを作る場合と同じくらいスムーズに口から英語が出てくるようになる。
頭の中では結構ペラペラのつもりなのに、いざ英会話レッスンで先生と話す段になって「全然しゃべれない」と凹んだことはないだろうか?
普段から英語を口に出していればこのようなケースはほぼなくなる。
英語独り言の意外な効果
英語独り言の習慣を身に着けたことで得られた予想外の収穫は
英語を話す際の気恥ずかしさがなくなったことだ。
「いい発音で英語を話すことがなぜか恥ずかしい」
「あえてちょっとたどたどしい発音でしゃべってしまう」
「なんかカッコつけてるみたいに見えないかな」
日本人の特性もあるかもしれないが、僕はなぜかこんな感じだった。英語をしゃべる自分にどこか違和感があったのだろう。
この違和感は英語で独り言を習慣化した後は次第になくなっていった。
英語独り言の利点
いつでもどこでも行える
独り言の利点は周りに人がいなければ場所を選ばず、どこでも行えること。
ふとした瞬間の感情を英語でどんどんつぶやいていこう。棒読みではなく、感情をしっかり乗せて抑揚をつけてつぶやいていこう。
苦手なシチュエーションで妄想する
いろんなシチュエーションを頭で作り上げて英語で言ってみるのもいい。苦手意識のあるシチュエーションで妄想独り言をするのだ。
僕の場合は自己紹介の場面や、電話応対の場面など。
いざ、その場面に直面した時に堂々としゃべれるくらい、普段から独り言でリハーサルを行っておくのだ。
海外ドラマ視聴中も独り言
ちなみに僕は家でNetflixの海外ドラマを観ているときも、英語で独り言をつぶやく。特に会話シーンは普段の生活の中ではなかなか実践できていないため、キャラクターの立場に立って、会話シーンの内容を先取りして返事をしたりする。
また、ドラマ内での状況を勝手にナレーションしたりもする。
まとめ
僕はこの習慣を今後一生継続していくと思う。海外生活などしなくても、話し相手がいなくてもスピーキング力は向上していくのだ。
※「話し相手がいなくても」と言ったが、力試しの場として、モチベーション維持の場として「英会話クラス」への参加は推奨する。ここで自分の英語が通用することを確認するのだ。ただ、あくまで僕は「英語力の確認」のために英会話クラスへ時々参加している。
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