【英語】TOEICリスニングトレーニング【内容が頭に入ってこない】

飼い猫

最近、リスニングしていても、内容が全然頭に入って
こない…
聞き取り自体は出来ていると思うんだけれど…

今回はこのような悩みを解決したい。

この記事の内容
  • リスニングで聞き取りは出来ているのに内容が頭に入らない。
  • 原因は「能動的に情報を入れようとしていない」から
  • 対処法として、TOEICのリスニングセクションをひたすら解いてみよう
  • 強制的に「目的を持ったリスニング」フォームが身につく
  • 副産物として「ワーキングメモリ(短期記憶)の向上」「段取り力」も鍛えられる

僕は過去にこのような悩みを持っていた。

「リスニング力がある程度向上し、相手が何を言っているかを音としては聞き取れるようにはなったが、内容が頭に入ってこない」

つまり、リスニングは出来ているが内容が右から左に抜けていくのだ。

シャドーイングも出来る。つまり、相手の言ったことを完全に再現できるのだが、内容が頭に入ってこない。

英語の音をキャッチする感覚は身についても、英語を聞いて頭に内容をイメージする能力が乏しかったのだ。

この症状を克服するために僕が行った方法を述べたい。

それが

「TOEICのPart2~Part4」の問題を解きまくることだ。

以下、これが何故、僕のリスニングを変えたのかを述べたい。

→「英語は聞き取れているが何故か頭に入ってこない」とお悩みの方、まずはこちらの記事もどうぞ

目次

 TOEIC Part2

ここでは、短い質問文に対して正しいと思われる回答を3択から選ぶ。質問文も回答文ももちろん全て英語音声だ。

Q:Where is the meeting room?

(A)Yes, I am.

(B)It’s on the third floor.

(C)It was nice meeting you.

のような形式だ。

 質問文の文頭に全集中する

攻略法としては「疑問詞が何であるか」に全力で集中する、という方法がポピュラーだ。「Who」と聞かれているのに場所を答えたら当然、不正解だ。

つまり、文頭に全集中するのがPart2のコツなのだが、これはどの教材でも言われていることだ。

ここで疑問詞を正確に聞き取れれば「どこ?どこ?どこ?」もしくは「だれ?だれ?だれ?」と頭の中に保持したまま回答に当たることが出来、正解が予測できる。

 相手の言うことを予測しながら聞く

そう、何が大事かというと

相手の言うことを予測しながら聞くことが非常に重要なのだ。

予測しながら聞く、ということは「目的を持ってリスニングする」ことにほかならない。

普段、受け身的なリスニングトレーニング(聞き流しに近い)に慣れていた僕は、TOEIC Part2のトレーニングを数多くこなすことで、正しい聞き取りのフォームのようなものが身についた。

能動的に情報を取りに行くリスニングフォームを身に着けたことによって、相手の言っていることがどんどん頭に入ってくるようになった。

TOEIC Part3、4

Part3や4では、ある程度まとまりのある文章を聞き取って設問に答えていく。一つの大問につき、質問が3つ用意されており、それぞれ3択問題となっている。

  • Part3 … 2人もしくは3人の会話
  • Part4 … ある程度のまとまった分量のメッセージ(ex 留守電、店内アナウンス)

 何が問われるかを先に知って、目的を持ってリスニングする

鉄板とされる攻略法に

設問を先に読んで、あらかじめ何が聞かれるかを把握してからから英語音声をリスニングする

というのがある。僕もこの手法を使う。

ここでも先ほど述べたように目的を持ってリスニングすることになる。

「TOEICのPart3、4」を解きまくっていると、だんだん「目的を持ってリスニング」フォームが身についてくる。

 ワーキングメモリが向上する

思わぬ副産物として、ワーキングメモリが大幅に向上した

ワーキングメモリとは情報を一時的に保持・記憶しておく力のことで、短期記憶力のことである。

頭の中で設問3つを保持しながら英語音声を聴く。かなり脳に負荷がかかる作業だ。

 まとめ

  • 英語のリスニングで聞き取りは出来ているが内容が頭に入ってこない
  • 原因は能動的に情報を取りに行くリスニングが出来ていないため
  • 対処法としては「TOEICのリスニングセクション」をひたすら解いていく
  • 結果として「能動的な聞き取りフォーム」が身につく
  • 副産物として「ワーキングメモリの向上」「仕事の段取り力」も身につく
飼い猫

「繰り返し学習」が前提の英語学習を
ずっと行っているうちに
初見のリスニングに弱くなっていたのかな…

けど、もう大丈夫…

確かに僕は基本、同じ英語素材に何度も何度もアプローチする学習法(精読・精聴)に重点を置いている。そのために初見の英語音声に対して「おざなり」な聞き取りフォームになっていたかもしれない。

うーむ、バランスが難しい。

ともあれ、以上述べたようにTOEICは英語の学習のみならず、さまざまな能力が向上する。先ほど述べたワーキングメモリや仕事の上での段取り力も身につく。

スコアアップを目指す際、これらの能力も副次的に身につくと分かれば、普段の学習にも一段と力が入る。

TOEICのスコアが高くても英語はしゃべれない」否定的な人もいるだろうが、僕としては「安心してTOEICの勉強に励んでほしい」といいたい。

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この記事を書いた人

英語好き(TOEIC935、英検1級)

「10年以上英語学習しても英語がペラペラになるわけではない」ことを身をもって体現。「インプット主体→アウトプット主体」に切り替えたとたん、スピーキング力が劇増。主にスピーキング力UPのための情報発信中。

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