文法書はこれだけ!「English Grammar In Use」

英語を話せるようになるために文法は重要だろうか?即答でイエスである。

文法を敬遠しがちなのはよくわかる。「関係詞がどうの~」と似たような文法用語が並べられた説明を読んでいると、まず日本語の読解力を付けなければならないのではないか?とすら思ってしまう。

しかしそんなみなさん(というか過去の僕)にぴったりな文法書を紹介する。

English Grammar In Use

という、英語で書かれた文法書である。

飼い猫

いきなりハードル高そう…

目次

English Grammar In Useとは?

まずこの教材がどういったものかを軽く紹介する。

 「イギリス英語版」の”中級”が有名

これはレイモンド・マーフィ著の世界的ベストセラー文法書で、全編英語書かれている(「American Accent Training」の時とほぼ同じような紹介の仕方だが…)

「イギリス英語版」…初級・中級・上級

「アメリカ英語版」…初級・中級

…と全5バージョン存在するが、僕が使用したのは

「イギリス英語版 中級」

という青い本である。これを選んだ理由は単純にみんながおすすめしているから」。「有名だから

申し訳ない。全シリーズを読んだわけではないので、この青い本しか知らないのである。

飼い猫

 iPhoneアプリでも発売している

この書籍はiPhoneアプリ版も存在する。僕はアプリも持っている。

ただ、書籍とアプリ版どちらかを購入するのであれば、僕は書籍版を買うべきだと思う。

まず書籍を何回か通読した上で、「あれ?これってどうだったっけ?」と疑問がわいた時に辞書的にアプリを使用するのがよい使用方法かと思う(一発で目的の文法にジャンプできるのがアプリ版の最大の魅力だ)。

まずは書籍を何回かやりこんでほしい。

※いつでも見れるのがiPhoneアプリ版の魅力ではあるが…

飼い猫

けど、いつでも手元にあるとかえってやらないしね…

English Grammar In Useをおすすめする理由

なぜわざわざ英語で書かれたこの本をおすすめするのかを以下に述べたい。

 文法書は日本語で読むより英語で読む方がすんなりと腑に落ちるかも

文法書は似たような用語が多い。「関係代名詞」「関係副詞」etc…。

みなさんを中級程度の英語レベルだと仮定すると、この本は英語でもすんなりと理解できる。おそらく中学英語レベルの英語で文法が説明されている。

日本語で書かれた文法書はまず日本語での説明を理解するために脳のリソースを消費しすぎて疲れてしまうが、この本は読み物としてスラスラ読める。

イラストも豊富なので、文法をイメージとして理解できるのだ

 読み物として読める

「読み物としてスラスラ読める」といったが、これが結構重要なのだ。

「文法をいまさら勉強できるかよ」と思っている方こそ読み進めてもらいたい。「こんなの知ってるよ」「はいはい全部知ってる」と目次だけを見て本を閉じないようにしよう。

自分が「知っている」と認識していた文法事項も、実は違っていたなんてことはこの本を読んでいればいくらでも出てくるはずだ。

これを再発見していく。

※iPhoneアプリ版だけを購入してしまうと、自分が分からないことだけを検索して調べるといった使い方になりがち。この点において本書を「通読」することをおすすめしている。

 「知っている」→「すとんと腑に落ちる」→「使える」へ

英語の文法を日本語で説明しようとするとやはりどうしても遠回りである。一方で「英語で書かれた英語文法書」である本書は余計な説明を必要とせずダイレクトに理解できる。

すると文法がすとんと腑に落ちるのだ。

しかし本書で学んだ文法は理解だけにとどめず、積極的にアウトプットしていこう。文法を「使える」状態にもっていくのだ。

 まとめ

文法は理解するだけでは不十分だ。リスニングやリーディングの向上のためなら十分かもしれないが、やはり理解した文法をアウトプットしてやらなければ、定着しない。

定着するまでアウトプットするお供として「英語ジャーナリング」や「英語独り言」を活用すれば最高の効果を得られる。

是非、口がすべっても正しい文法が出てくるほどやりこんでほしい。

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この記事を書いた人

英語好き(TOEIC935、英検1級)

「10年以上英語学習しても英語がペラペラになるわけではない」ことを身をもって体現。「インプット主体→アウトプット主体」に切り替えたとたん、スピーキング力が劇増。主にスピーキング力UPのための情報発信中。

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