英会話は中学英語で十分話せるって聞くんだけど
本当かな…?
今回はこのような疑問にお答えしたい。
- 英会話は中学英語で十分話せる
- 中学英語を「知っている」のと「使える」は全く違う
- 「使える」レベルとは「無意識でも間違わずに言えるレベル」
- 「使える」レベルとなると大人でも訓練が必要
- 僕らが想像する以上に中学英語の範囲は広く、侮れない
- 中学英語を「オートの状態」で運用できれば、英語は話せる
まず結論から言うと、「英会話は中学英語で十分話せる」。
中学英語を中心に構成されている「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」を何十周も回した結果、英語がある程度しゃべれるようになった僕が言うので間違いないと思う。
「知っている」と「使える」は全く違う
「今さら中学英語に真剣に取り組んでどうするの?」
「もうこんなもの知っているよ!」
という声が聞こえてきそうである。
しかしまず、中学英語を「知識として知っている」のと中学英語を「使える」は全く違う。
長年スピーキング力がなかなか向上しない人は、「知っている」レベルになればいい、と勘違いしていると思う。まさに僕がそうだった。
「 中学英語レベルで基本的な会話は出来ますよ」
と上級者の意見をよく聞くことがある。これを聞いた瞬間にみんな「そんなの当たり前に知っているよ」と、その意見を無視するのである。
そして「もっと画期的な教材はないの?」と、延々と教材探しに明け暮れ、しまいにはただのノウハウコレクターになってしまうのである。
「私は公園に行く → I go to a(the) park.」
これをまた勉強するのはバカみたいかもしれないが、
「彼女は公園に行く → She goes to a(the) park.」
になったら、パッとすぐ答えられるだろうか?
僕はこれが出来なかった。今では考えなくてもこういった変換は出来るのだが、瞬間英作文トレーニングに取り組むまではこんなことも一瞬「三単現だから…えーと」とちょっと考えてから答えていた。
これは使えるレベルではない。
「使える」レベルとは
「使える」レベルとは、たとえ脳みそをストップした状態でも間違わずに言えるレベルのことである。
\ もう挫折しない!瞬間英作文トレーニング/
「中学英語」と侮るなかれ
中学英語の範囲って、どこまでだっけ?
みなさん「中学英語」と聞いたら、どのようなレベルの英語が思い浮かぶだろうか?
僕は現在40代なのだが、僕の現役時代から考えると、それこそアルファベットの歌とかそんなレベルが頭に思い浮かぶ。
せいぜい「現在進行形」とか「過去形」くらいまでかな?
と、そんなレベルを思い起こす。だからこそ「今さら中学英語なんか真面目に取り組めるかよ」と吐き捨ててしまうのも無理はないのだ。
しかしながら、瞬間英作文トレーニング(どんどん話すための瞬間英作文トレーニング)をしているうちに、
中学英語って実は英語のほとんどが網羅されてないか?
くらいに感じた。
※「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」は中学3年レベルまでで構成されている。
「現在完了なんて中学でやったっけ?高校で習ったような気が…」みたいなことがいっぱい起こる。
僕が高校で習ったと思っていた学習内容はほとんどが中学英語だったのだ。
まさに侮るなかれ、である。
「中学英語をやり直す」と聞いてモチベーションがダウンするのは大きな間違いなのである。
「反射的に」言えるレベルに持っていこう
さて、上述したように「三単現になった瞬間、頭で考えてしまう」ようでは英語ペラペラへの道はおぼつかない。
これらをすべて感覚レベルに落とし込むくらいに繰り返すトレーニングが必要だ。そしてそれが「瞬間英作文トレーニング」の真骨頂である。
基本文法は考えなくても咄嗟に出てくるレベルにしよう
考えてみたら、英語を話す際に「”彼女は”だから三単現、動詞に”s”をつけなきゃ」といったことに脳みその容量を奪われていては、ペラペラしゃべれるわけがない。
これら基本文法は考えなくても咄嗟に出てくるレベルまで落とし込まないと、肝心な話す内容に頭をフル回転できない。
基本文法がこのレベルで出来るようになってくると、頭で考えなくてもある程度「オートの状態」で英語が出てくるようになる。
「オートの状態」で話せる・聴ける範囲を広げよう
多分、英語がペラペラの人は「オートの状態」で話せる箇所が多い。
また、「オートの状態」でリスニングできる範囲が広いので、聞き取りの際もポイントを絞ってリスニングできるのだろう。
瞬間英作文トレーニングを終えたあなたは、きっとこの状態に近づけるだろう。
まとめ
中学英語なんて「This is a pen」レベルと
侮っていたよ…
瞬間英作文20周は必要かも…
- 英会話は中学英語で十分話せる
- 中学英語を「知っている」のと「使える」は全く違う
- 「使える」レベルとは「無意識でも間違わずに言えるレベル」
- 「使える」レベルとなると大人でも訓練が必要
- 僕らが想像する以上に中学英語の範囲は広く、侮れない
- 中学英語を「オートの状態」で運用できれば、英語は話せる
\ 中学英語を使えるレベルに! /
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