英語「で」学ぶこと【メリットとデメリット】

飼い猫

英語で何かを学ぶことを最近では「CLIL(クリル)」って
言うんだっけ…?
英語で学ぶ題材って何でもいいのかな…?

今回はこんな疑問にお答えしたい。

この記事の内容
  • 英語「で」何かを学ぶメリット
    • メリット①:一挙両得
    • メリット②:「英語⇔イメージ」の感覚を養う
    • メリット③:分野によっては英語の方が学びやすい
  • 英語「で」何かを学ぶメリット
    1. デメリット①:未知の分野の勉強には向かない
    2. デメリット②:日本語でも理解できないものは当然、英語でも理解できない
  • 僕自身の学習法は、まず日本語でおおまかに理解してから英語のみでの学習に移行

中級以上の英語学習にとっては、英語を学ぶと同時に「英語”で”学ぶ」ことも、一つのやり方だ。

ただ、僕はこの方法を手放しで推奨しているわけではない。メリットもデメリットも存在している。

メリット・デメリット双方の説明をしていこうと思う。

※「CLIL(クリル)」とは「Content and Language Integrated Learning(内容言語統合型学習)」の略。

目次

英語「で」学ぶメリット

一挙両得である

単純に、英語を学びながらその分野を勉強できるのは時間短縮の上でも利点は大きい。

 英語で直接学ぶことで、「英語⇔イメージ」の感覚が身につく

日本語を介さずその分野を英語で学ぶことで、「英語脳(※この表現はあまり好きではないが)」のようなものが養われる。

「一旦日本語に訳してから英語に変換する」

という癖がついている人にとっては、それを矯正し、「イメージ」から直接英語に変換する、または英語から直接「イメージ」に変換する力が養われるだろう。

 学ぶ分野にとっては、直接英語で学んだ方が分かりやすい場合がある

英語で学ぶのに適した分野がいくつか思い当たる。

  • 化学
  • 英文法(English Grammar In Use)
  • スペイン語やフランス語など英語に近い言語

例えば化学。この分野は本当に英語との相性が良く、英語で学んだほうがすんなりと理解できた。といっても僕の場合はガチガチの文系出身なので、中学化学の学びなおしのようなものだったが。

レベルの低い話で申し訳ないが

「元素記号”H(水素)”は”Hydrogen”の頭文字」

のようなものだ。暗記ではなく理屈で覚えられる。

中学の時に苦手だった科目を学びなおしたいが、どうせなら英語で学ぼう、といった軽い学びなおしの際、「英語”で”学ぶ」ことで勉強が楽しくなるし、わかりやすくなる。

また、これは「英語”で”英語を学ぶ」になってしまうが、僕は英文法を洋書で学びなおすことによって、日本の文法書を読んでも理解できなかった箇所がスルスルと理解できた。

「English Grammar In Use」

という、世界的ベストセラーの文法書だ。これによって僕は「現在完了形」などのイメージを感覚的に理解することができた。

スペイン語など文型が英語に近い言語も、英語で学ぶには適している。まさに「強くてニューゲーム」で新しい外国語を学んでいる感覚だ。逆にこれらの言語を日本語で学ぶのは遠回りとなる。

英語「で」学ぶデメリット

英語「で」学ぶデメリットは以下の通りだ。

未知の分野の勉強には向かない

英語力によっては、学習の負荷やストレスが大きくなりすぎてしまうかもしれない。一石二鳥を狙って一鳥も得られなくなるパターンだ。

みなさんにはすでに「日本語」という強力なツールを持っているので、最大限これを利用しよう。

 基本、日本語で理解できないことは英語でも理解できないと考えるべし

「メリット」の項で「英語で学んだほうがすんなり理解できる」分野もあると説明したところだが、

基本、日本語で理解できないほど難解なものを英語で理解しようとするのはナンセンスと考えた方がよい。

決して背伸びをせず、軽い気持ちで勉強できるものを英語で学ぼう。

 「英語”で”学ぶ」に関する僕のスタンス

…とここまで書いてきたが、僕自身はそれほど「英語”で”学ぶ」ことにこだわっていないような気がする。

「英語脳」というワードが(自分の中で)流行っていた時期に無理してなんでも英語で勉強した結果、膨大な時間のロスになってしまった経験がある。

今の僕のやり方はこうだ。

  1. 学習ターゲットについて、まずは日本語で書かれた文書を読み、おおまかに理解する(日本語は自転車の”補助輪”のようなもの)
  2. 次に英語で書かれた文書を読み、理解する
  3. 「日本語という補助輪」が外れるまで英語のみで勉強し続ける

といったところか?

日本語は強力なツールなので、補助として使わない手はないのだ。

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まとめ

飼い猫

英語で学びやすい分野だけ英語で学ぶ、
っていう柔軟なスタンスでのぞめば
いいんだね…

  • 英語「で」何かを学ぶメリット
    • メリット①:一挙両得
    • メリット②:「英語⇔イメージ」の感覚を養う
    • メリット③:分野によっては英語の方が学びやすい
  • 英語「で」何かを学ぶメリット
    • デメリット①:未知の分野の勉強には向かない
    • デメリット②:日本語でも理解できないものは当然、英語でも理解できない
  • 僕自身の学習法は、まず日本語でおおまかに理解してから英語のみでの学習に移行

\ 英語で英語を学ぼう /

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この記事を書いた人

英語好き(TOEIC935、英検1級)

「10年以上英語学習しても英語がペラペラになるわけではない」ことを身をもって体現。「インプット主体→アウトプット主体」に切り替えたとたん、スピーキング力が劇増。主にスピーキング力UPのための情報発信中。

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