今回は英語発音についての過去記事をまとめてみた。
「発音の良さ」を追求する意義
リスニング力向上に寄与する
皆さんは聞いたことがあるだろうか?
「発音が出来なければ、その音は認識できない」
うーん、僕はここまで断言できる自信はないが、「発音できる」ことがリスニングの助けになっているのは明白だ。
このことを実感できたのは、僕が第二外国語である中国語を勉強している時だった。僕が中国語を学ぶ際は、まず発音を最重要視した結果、聞き取りやすさはおおいに実感できた。
スピーキング力向上に寄与
もちろん、コミュニケーションにおいて、「相手への伝わりやすさ」は重要であるため、最低限、相手に伝わる発音を身に着けておく必要はある。
しかし「発音の良さ」を追求する意義の一つとして、僕がここで強調したいことは
「発音の良さ」は英語アウトプットのモチベーションをUPさせる
ということである。
関連記事:発音の良さはアウトプットのモチベーションを上げる、という話
アメリカ英語?イギリス英語?
さて、「発音の良さ」を追求する意義についてはまあ、理解した。
では、発音トレーニングを頑張ってみよう。しかしここで学習者を困惑させるのは
「アメリカ英語の発音を勉強するか?イギリス英語か?それともオーストラリア?カナダ?」
という選択肢である。
僕はアメリカ英語を推奨する
基本、強いこだわりがなければ、アメリカ英語の発音を推奨する。単純に日本人学習者にとって一番、触れる機会が多いからだ。
もちろん、イギリス英語に強い憧憬の念を持つ人も結構いるので、強制ではない。
ちゃんぽんはやめよう
ここではあなたがアメリカ英語をチョイスした、と想定して話を進める。
ひとたび「アメリカ英語を勉強しよう!」と決意したなら、「アメリカ人になる」決意をしよう。
あまり途中でフラフラとイギリス英語を学習したり、オーストラリア英語を学習したりしないことだ。
僕がキョーレツにおすすめする発音教材は「American Accent Training」という全編英語で書かれた教材だ。
関連記事:【リスニング力も】「American Accent Training」【爆上がり】
目からうろこが何枚も落ちることを約束する。今まで何故、アメリカ英語のリスニングが出来なかったのがわかる。
そう、アメリカ人は「書かれた通りにしゃべってくれない」笑
ここでアメリカ人の発音の「クセ」のようなものを身に着ければ、もはやハリウッド映画は止まったように聞こえる。
あなたの発音は通じている?
「自分の発音がこれであっているのか」と迷うこともあるだろう。
あなたが現在、英会話のレッスンを受けているのであれば先生に直してもらえるが、そうでない場合、「Siriを活用する」というのもいい方法だ。
関連記事:英語でSiriとおしゃべり
無声でつぶやく「マンブリング」活用しよう
また、英単語が目に入った際はすかさず、その単語を無声でつぶやくクセをつけよう。これを「マンブリング」と呼ぶのだが、昨今のコロナ事情で我々はマスクを常に着用しているために、これを利用しない手はない。
関連記事: 英語独り言のお供「マンブリングの効果」
関連記事: コロナ禍は英語学習のチャンス!
目に入った数字を発音するのも効果的
「数字」はおろそかにされがちな領域である。僕は語学学習において、数字の学習はまず最初に慣れておくべき項目だと考えている。
日常生活で数字が目に入ったらそれを「マンブリング」する。発音を「身に着ける」上でかなり効果的である。
関連記事: 語学習得に数字のマスターは必須
発音の次は発声を意識してみよう
さて、「発音はひととおりマスターしたぞ!」という方は、「発声」も意識してみよう。
英語をしゃべっている時は完璧な発音でしゃべれているが、いざ、カラオケで洋楽を歌いだした途端、ペラッペラの日本語発音になっている、という経験はないだろうか?
おそらくそれは、日本語「発声」のまま英語をしゃべっているため。
発音をマスターしたら、次は「発声」を意識しよう。
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