僕が一年以上前から英語ジャーナリングを続けていることは以前に書いた。ここで改めて今、英語ジャーナリングで得た効果をまとめてみたいと思う。
一年後、二年後の自分が読者となる
書き始めたころは無心に毎日英語をひねり出していた僕であるが、一年以上たった今改めて気づいたことがある。
それは、「自分自身が未来の読者となる」ということだ。
これがかなりモチベーションとなるのである。
伝える相手がいないと書く意味がないからね…
僕は紙媒体での日記ではなく、iPhoneの「10年日記」というアプリで日記を書いている。
「10年日記」
どこで紹介されていたアプリかはもはや忘れてしまったのだが、これが僕が日記を続けるうえでは非常に合っていた。
「10年日記」という紙媒体の日記帳はかつてから存在はしていたらしいのだが、このiPhoneアプリには紙媒体にはないメリットがいくつかある。
辞書みたいに分厚くて
持ち歩けないやつだね…
例えば今日は2022年の2月20日だが、本日の日記のすぐ下に「2021年2月20日」の日記が表示されている。ちょうど昨年の自分の日記が読めるのである。
自分が昨年、一昨年に書いた日記を見返してみると、成長した部分であったり、また、変わっていない部分であったりが確認できて楽しい。英語はと言えばもちろん上達したことを実感できる。これが非常に大きなモチベーションとなるのだ。
また、iPhoneで英語を入力することにもメリットはある。入力候補が表示されるため、スペルを気にすることなくどん書ける。このスピーディさが重要だと考える。これは
瞬間英作文を日記で行っているようなもの
だ。時には時間をかけて英語表現を探すのももちろん重要であるが、入力候補を最大限活用してポンポン入力していくことで、スピーキングのトレーニングにもなるし、なによりストレスを感じない。ストレスが継続の大敵であるのだ。
自分のこと、自分の周りで起きていることを英語で表現
できるようになる。上述した過去の日記を読み返すことも、自分自身を英語で理解するうえで大きな力となる。英語を読んでその情景を思い出すのは「イメージ⇔英語」を直結させるトレーニングにもなる。英会話クラスでは自分のこと、自分の周りのことを英語でしゃべる機会が多い。
あなたは英会話クラスで無双できるようになる
ことだろう。
毎日、日記を書くのが難しい人へ
僕も時々、忙しくて毎日日記を書けない場合もある。英語でものを考える時間がないときもある。そんな場合は
メモ程度に日本語で今日あった出来事を簡単に書いておく。
ことをお勧めする。
あくまで記憶の呼び出しを補助する目的だ。もちろん、日本語でがっつり日記を書くのも否定しない。
日記自体の効用は「記憶力の向上」「アウトプット力の向上」など、多岐にわたる。
また、毎日日記を英語で書いていると、だんだんと
自分の知っている表現に頼りがちになってしまう。結果としてマンネリ化してしまう。
英語で表現しやすい出来事ばかり思い出して書いてしまうようになるのだ。
これを避けるために、上記の日本語日記をガイドとして、あくまで記憶呼び出しのきっかけとして活用して、時間のある時に英語で日記を書こう。
※新井リオさんという方が書いた「英語日記BOY」という本にも同様のことが書かれている。関連記事を参照いただきたい。
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