【脳力UP】英語と高速音読

飼い猫

英語は「音読がいい」って
聞いたんだけど…
本当かな…?

今回はこのような疑問に答えたい。

この記事の内容
  • 音読には「記憶力の向上」「前頭葉が鍛えられる」等の効果がある
  • それらに加えて「高速」音読には「頭の回転を上げる」効果あり
  • それを英語で行う
  • 効果① センテンスの全体像がつかみやすくなった
  • 効果② リスニング力が大幅に伸びた
  • 効果③ 「ペラペラ」しゃべれるようになった

「高速音読」というワードを聞いたことがあるだろうか?

音読には「記憶力が向上する」「前頭葉が鍛えられる」「脳のワーキングメモリが強化される」等の効果があることはご存じかもしれない。

「脳トレ」ブームで有名になった脳科学者の川島隆太教授が推奨していることでも知られている。

これを高速で行うことで「頭の回転を上げる」ことができる。僕は元々、頭の回転がかなり遅い人間だったのだが、この「高速音読」を一年間くらい継続した結果、まあまあ頭の回転が上がった経験がある。

さらにはこの「高速音読」を「英文で」行ってやろうというのが今回の話だ。

目次

 英語高速音読の効果

英語高速音読で僕が実感した効果は以下の通りだ。

    ①センテンスの全体像がつかみやすくなった

    ②リスニング力が大幅に伸びた

    ③自分がスピーキングする際にも「ペラペラと」喋れるようになった

だ。以上3点を詳しく述べていく。

①センテンスの全体像がつかみやすくなった

これは高速音読ならではの効果だ。英語の一文がある程度の分量になってくると

どこまでが主語でどこが動詞かわからなくなってくる、という症状がおこりやすい。

ゆっくり音読していると、一文を読み終わるまでに文頭で書かれていたことがわからなくなるが、これを高速で行うとそのようなことにはならない。

さらには「高速」で音読する最中に、「ここまでが主語だな」と意味のまとまりを確定しながら、抑揚を作ったり、ポーズを入れたりといった作業をおこなわなければならない。脳の負荷はなかなかのものだ。これは通常の読み方では鍛えることは難しい。

頭から読み進めるフォームを定着させる意味でも、高速音読は僕に効いた。

→「頭から読み進める」のが英語本来の読み方。このフォームを構築するために僕が使用した教材「スーパーエルマー」に関する記事はこちら

②リスニング力が大幅に伸びた

これは「頭の回転が上がった」せいなのか、「リスニングで音声についていけない」といった症状が激減する。

高速音読を10分~15分ほど行った後にリスニングしてみてほしい。明らかにいつもより英語音声の意味が頭に入ってくるのを実感できる。

③自分がスピーキングする際にも「ペラペラと」喋れるようになった

これは単純に、口の運動神経が無理やり鍛えられた結果、よどみなくしゃべれるようになったのもあるが、先ほど①で述べた「意味のまとまり」をとらえる作業を繰り返した結果、意味のまとまりまでを一息でしゃべる癖がついたことで、しゃべる際のリズム感のようなものが培われたためと僕は考えている。

 まとめ

  • 音読には「記憶力の向上」「前頭葉が鍛えられる」等の効果がある
  • それらに加えて「高速」音読には「頭の回転を上げる」効果あり
  • それを英語で行う
  • 効果① センテンスの全体像がつかみやすくなった
  • 効果② リスニング力が大幅に伸びた
  • 効果③ 「ペラペラ」しゃべれるようになった
飼い猫

試してみたんだけど、頭がちょっと熱くなって
効いてる感じがするよ…

日本語でも負荷の高いこの「高速音読」、それを英語で行っていると、脳が熱くなる感覚がある。「効いてる、効いてる」とモチベーションが上がる。

いつの間にか僕は英語をしゃべる際、早口になってしまった。自分が早口になってくると、外国人の人たちがなぜ早口なのかが理解できた。

③でも述べたばかりだが、例えば、主語がめっちゃ長い長いとき(例えば「One of the things that I have been keeping doing since I was young」 とか)、文の構造を自分の中でキープするため、または相手に「ここまでが主語のひとかたまりですよ」と意識するために、一息で話してしまう。

こうなってくると、相手の言うことも理解しやすくなってくる。

「英語」+「高速音読」

是非ともあなたの英語力向上のために取り入れていただきたい。

→ちなみにあなたの現段階の英語力によっては英語高速音読が逆効果になる場合がある。そちらに関してはこの記事を参照いただきたい。

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この記事を書いた人

英語好き(TOEIC935、英検1級)

「10年以上英語学習しても英語がペラペラになるわけではない」ことを身をもって体現。「インプット主体→アウトプット主体」に切り替えたとたん、スピーキング力が劇増。主にスピーキング力UPのための情報発信中。

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