アメリカ英語とかイギリス英語とか
発音は国によって全然違うけど、
日本人の僕はどの国の発音を目指せばいいか
わからないんだけど…
今回はこのような悩みにお答えしたい。
- 基本的には自分の好きな国の発音を目指せばいいと考える
- 僕は個人的にアメリカ英語をマスターすることを勧めている
- 理由①:アクセスしやすい
- 理由②:「American Accent Training」という最高の教材がある
- 理由③:「みんながイメージする」英語の発音はアメリカ発音
- まずは一つの国にしぼるべき
- アメリカ英語を徹底的に学習したからといってイギリス英語が聞き取れない、ということはない
前回の記事では発音教材「American Accent Training」を紹介した。これはたまたま僕がアメリカ英語が好きだったので教材にすんなり入ることが出来たのだが、皆さんの中には
「僕はイギリス英語でいくと決めているんだ!」
といった人もいるだろうし、そのような人にとってはこの教材は受け付けないかもしれない。
しかし個人的に僕が思うことは
「アメリカ英語マスターしてからイギリスとか他国の英語発音に取り組めばいいじゃん」
である。暴論であろうか?
気分を害する人がいたら申し訳ない。ただ、発音を学習していく上で必ず気を付けるべきなのは、
まずはアメリカ英語ならアメリカ英語、イギリス英語ならイギリス英語に焦点をしぼって、どっちつかずにならないようにすることだ。
ただ、そのうえで僕は言いたい。
単純にアメリカ英語はおすすめだ。
アメリカ英語をおすすめする理由
以下、いくつか僕がアメリカ英語をおすすめする理由を話していきたい。
理由①: アメリカ英語が一番アクセスしやすい
あくまで個人的な意見だが、アメリカ英語の音声素材は至るところで手に入る。
ハリウッド映画しかり、「フレンズ」等の海外ドラマしかり。日本で入手できる音声付きの英語教材はだいたいアメリカ英語で話されている。
理由②:「American Accent Training」という最高の発音教材の存在
アメリカ英語をすすめる理由として「American Accent Training」の存在を挙げるくらい、この本はおススメ。
これをやりこむことで、今まで何を言っているかわからなかったアメリカ英語が急に聞こえてくる。
アメリカ英語が理解できなかった理由が全てわかるのだ。
理由③: 英語に無縁の人がイメージする「英語の発音」はアメリカ英語
「理由③」に関しては完全に僕のたわごとで恐縮だが
例えば、英語学習にまともに取り組んだことのない知り合いがいたとしよう。彼らが英語学習者のあなたに
「英語しゃべってみてよ」と言ってきたとしよう。
この時、彼らがあなたに期待する発音はおそらく「アメリカ英語」の発音である。”R”の発音がくどいくらいのアメリカ英語の発音だ。
いわゆる「素人ウケ」しやすいのは断然「アメリカ英語」の発音だ。
「おおーっ‼」といい反応が返ってくること、請け合い。
ここでいくらあなたが流暢にイギリス英語を話したとしても、おそらく彼らは
「お、おお…すごいね!」
と、少し微妙な空気になると思う。あまりイギリス英語になじみのない人からすると、ネイティブさながらの発音で
しゃべったとしても、あなたの発音が良いのか悪いのかイマイチわからない。
(僕なんかは日本人が流暢なイギリス英語を話しているのを聞いたら、猛烈にテンション上がるだろうけど…)
そう、英語に縁遠い知り合いにドヤ顔で英語を披露したいならば、アメリカ英語をマスターするに限る!
※僕はぶっちゃけ、英語をやっていない友達や女の子の前で英語を披露する妄想を常に抱いているので、割と本気でこう考えている。
少なくとも最初は一つの国の英語にしぼるべき
先ほども述べたが、「必ずアメリカ英語をマスターすべき」とは言わないが、少なくとも最初は
どこかの国の英語一つにしぼるべきだ。
単語の発音を調べる際に、米語の発音記号と英語(イギリス英語)の発音記号が併記されていた場合、これら両方を覚えるのは非効率すぎる。
※例えば「映画館」をあらわす単語は「(米)theater」、「(英)theatre」みたいなやつね
「アメリカではこう言う」「イギリスではこう言う」といった違いは認めながらも、自分が決めた国の方だけ覚えればよい。
一点集中で行こう。
アメリカ英語ばかり頑張ってたらアメリカ英語しかリスニングできない?
「アメリカ英語に絞ってたら、イギリスやオーストラリアの英語が聞き取れなくならない?」
という懸念を持たれるかもしれないが、心配は無用だ。
僕はイギリス英語をはじめは全く聞き取れなかったが、集中的にイギリスドラマを何本か観ているうちに慣れてしまった。
僕がやっているオンライン英会話「ネイティブキャンプ」でも色々な国籍の先生がいる。始めは聞き取りにかなり集中しなければならないが、話しているうちに次第にリスニングできるようになってくる。
だから大丈夫。
気兼ねなくアメリカ人になりきってしまおう。
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