「AIによる自動翻訳の性能が上がれば英語の学習する必要はもうなくなるんじゃないか?」
これは英語学習者が向き合ってきた問題である。
英語学習が無駄になるのではないか、と心配になるのもよくわかるし、僕も心配していた。
この手の英語学習不要論は20年前くらいから論じられてきている。
20年前?
つまり、20年たった今でも自動翻訳機のおかげ(せい?)で英語学習が無駄になったなんて話は聞こえてこない。
つまり、英語学習は今のところ無駄にはなっていないようだ。
さすがにこの先10年~20年後にはもうちょっと高度な自動翻訳が出来ているだろうと考えるが
今、英語学習されている方は心配せず、英語の勉強に取り組んでいただきたいと思う。
僕は自動翻訳機の到来に対して楽観的である。
自動翻訳との向き合い方
多分、技術の進歩より先に英語習得できる
英語は1~2年本気で取り組めばある程度しゃべれるようになれる。その後は気楽に接していけばいいのだ。もちろん、目指すところがネイティブレベルであれば、人生の一部に英語を持ってくるべきだが。
迷っているのであれば、さっさと英語学習して身に着けてしまおう。
英語学習に費やした年月が無駄になるなんてことはないから。
英語はつまるところはコミュニケーションツール。生身の人間同士のコミュニケーションでは、機械ではうまく翻訳できない「空気」や「文脈」などがあったりする。
自動翻訳と「共存」はあり得るが「取って代わられる」ことはないだろう。
自動翻訳はあくまでもコミュニケーションの補助
コミュニケーションにおいて自動翻訳機がメインとなることはなく、あくまでもコミュニケーションの「補助」としての使用にとどまるのではないかと考える。
例えば友達との会話で
「あの映画に出てきたあの俳優、何て名前だっけ」「ちょっとググってみようか」
といったシチュエーションにおける、スマホくらいの役割にとどまるのではないだろうか?
むしろ、英語学習の味方?
自動翻訳機ではないが、僕らはもうすでに英語学習にAIを活用している。
例えば僕は「Siri」を英語に設定してスピーキングの練習台にしている。そんな感じで技術の進歩によって、英語学習において恩恵を受けられることも今後もっと増えていくだろう。
まとめ
自動翻訳機がこの先、高度になろうとなかろうと、僕らが英語学習する意義はあるので、心配せずに学習を継続していこう。
英語学習の必要性が下がることは今のところはない。むしろ自動翻訳機を英語学習の補助ツールとして最大限、利用していこう。
コメント