前回の記事では、オンライン会話において、「一人の先生をずっと指名し続ける」よりも「毎回違う先生を指名するメリット」について述べてきた。
もう少し、この点を掘り下げていきたいと思う。
習慣化最大の敵は「開始前に時間がかかりすぎる」ため
習慣化において重要なのは毎日「気軽に始められる」こと。
そして、(過去の僕も含め)、オンライン英会話を毎日の習慣に出来ていない人が陥っている症状は
レッスン開始前に心の準備をしすぎてしまうこと
である。
毎日レッスン前に30分迷ってレッスンを受講。レッスン時間が20分だから合計50分。
僕は本当にこんな感じだった。これでは続くわけがない。
ここの過程をいかに省けるか。
前回述べた、「毎回違う先生を指名しては同じレッスン内容を受ける」は心理的ハードルを下げる上で役に立つことだろう。
前回の内容に加えて、いくつか注意点がある。
講師の性別にこだわらない
講師の性別にこだわらないことも重要。僕の場合でいうと、「なるべく自分好みの女性がいいかな」と講師選びの基準にしていた時期があった。
恋人探しをしているわけではないのはわかっているが、「どうせなら…」と変な下心があったことは否めない。
異性の講師を選ぶ場合、むしろ「自分好みでない」講師の方がリラックスしてのぞめるかもしれない。
一番いいのは同姓の講師を選ぶこと。全力でスピーキング向上のためだけのレッスンを受けられる。
講師の国籍にこだわらない
これも講師の選択肢を広げる上では重要だ。
「フィリピン人限定」や「トルコ人限定」と自分に縛りを加えない方がいい。
お目当ての国籍の講師が「取り込み中」だったりするとレッスンが受講できない。
確かに国によって国民性というか「フィリピン人講師はフレンドリーなので、できればフィリピン人講師がいいな」などの好みはあるのかもしれない。
しかし、多くの場合は「食わず嫌い」だ。どの国の講師もあまり変わらない、というのが僕が受講してみての感想だ。
※ちなみに、どの国でもやけにぶっきらぼうな講師がいるが、それはそれで構わない。それこそ練習台と割り切ってしゃべりまくればよい。
上からスクロールしてはじめに当たった先生を選べばいい
講師陣のページを下に向かってスクロールしていき、最初に当たった講師で、現在使用しているテキストに対応した講師を選べばいい。ここを機械的にできれば大きな時間短縮となり、習慣化を容易にできる。
「ええい、ままよ!」
の精神である。
どれだけ「ええい、ままよ!」をすぐに行えるかは、何もこのオンライン英会話だけで必要なマインドセットではない。
必ずしも「快」とはいえない状況に飛び込む度胸をここで身に着けることができれば、あらゆる状況で役に立つ。
実生活の中でも躊躇なく外国人に声をかけることができる。
まとめ
ゲームにログインするくらいの軽い気持ちでオンライン英会話を継続できれば最高だと思う。
程度にもよるが先生を「ゲーム上のキャラクター」くらいにとらえてレッスンを受講できればなによりだと思う。
僕もまだまだそこまで割り切ってレッスンにのぞむことが出来ているとは言い難いが、かなりメンタルブロックのようなものはなくなってきつつある。
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