今回も、僕の人生を変えたといってもいい「アウトプット重視」の勉強法について述べたい。
インプットの仕方まで変わる
まず、僕がアウトプット重視の勉強法に変えてから、すぐに実感できた効果が、「リスニングやリーディングの際も、後で誰かに説明するつもりでインプットを行う習慣が出来たことだ。
結果として
インプットの効率が爆上がりした
よく、「人に教えられるくらいでないと、それは理解したとは言えない」と言われるが、それはまさしく事実だと思う。アウトプットに集中的に取り組んだ後、インプット中心の勉強に戻った際に、僕の理解力は爆上がりしていた。今まで僕は何をやっていたのかと思うほどに。
それはやはり
アウトプット前提のインプットが出来るようになったから
だ。後で誰かにアウトプット(説明する)つもりで勉強を行う。
こちらは特に訓練したわけではなく、気づけば習慣になっていた。
インプットとアウトプットの両輪がうまく回り、文章理解力も大きく向上した。
資格試験の勉強もアウトプット重視で行こう
この「アウトプット重視」の勉強法はもちろん資格試験など、すべてにおいて効力を発揮する。
みなさん、資格試験の勉強をする際、入門書を何度も何度も読み返してから問題集に移っていないだろうか?
僕はそうだった。勉強の目的が「勉強してる気になる」ことにいつの間にか変わっていた。これは効率があまりよくないのである。
先に問題集や過去問題に取りかかる
これが重要。まず先にどのようにアウトプット(解答)すればよいのかを知る、そしてその後に解答するために必要な情報を知るために入門書を読むのだ。
ここでも
アウトプット前提でインプット
これが鉄則だ。入門書を読んだときに漫然と読んでしまうことはなくなる。解答に何が必要かを理解したうえで読むことができるため、入門書から得られるものは「インプット」のみの勉強法の数倍となるだろう。
今、特に資格試験の勉強をしていない方も、この方法を試すためにあえて新しい資格に挑戦してほしいくらいだ。
勉強が楽しくなる。
ちなみに僕はこのアウトプット勉強法を試すためだけに、「FP2級」の勉強を行い、合格できた。小さな成功体験がモチベーションとなり、どんどん「アウトプット信者」になっている。
百聞は一見にしかず
「百聞(100のインプット)は一見(1回のアウトプット)に勝てない」というとずいぶん大袈裟に聞こえるかもしれないが、僕の実感としてはこれはある意味正しい。
いくら知識を増やすために本を読もうが、実際にそれを行う以上のものは得られない。
例えば、株の勉強をするためにまずは株を実際に購入してみたり、だ。「高い授業料」となってしまう場合もあるが、それも込みで実際の経験に勝るものはない。
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