「付加疑問文」って学校とかでサラッと習った
だけの割には、実際の会話で出てくるよね…
聞き取りが難しいし…なんか苦手なんだよね…
今回はこのような悩みにお答えしたい。
- 英語独り言の際にあえて「付加疑問文」にしてみるトレーニングは有効
- 付加疑問文トレーニングには下記のメリットがある
- ①文法感覚が身につく
- ②会話時に役に立つ
- ③相手が使用した際も聞き取り出来るようになる
僕は英語独り言を行う際にあえて脳に負荷をかけるためにわざとすべての文を「付加疑問文」にすることが多い。
It’s a sunny day, isn’t it?
のような形である。これを一人で行うことで、会話をした際に自然に「~だよね?」といったニュアンスの表現が出来るようになる。一人で英語独り言を行うとどうしても表現が自己完結しやすいため、時々、会話を想定したトレーニングも混ぜることをお勧めする。
付加疑問文トレーニングのメリット
付加疑問文トレーニングをあえて行うことで、色々なメリットがあるので紹介する。
文法感覚が身につく
まずはこれ。話す際に「主語が誰か?」、「時制は何か?」を常に頭に保持することで、文法感覚というか、主となる文を常に意識できるようになってくる。
つまり、一文がどれだけ長くなろうと、節がどれだけ増えようと、幹となる文を常に意識できるようになるのだ。
上記に挙げた
It’s a sunny day, isn’t it?
は一文自体が短いので容易に言えるかもしれないが、これが
Erica was trying to attract his attention when she found him at the party last night, wasn’t she?
のように一文が長くなれば、途端に脳のワーキングメモリを圧迫してくる。
が、あえて全ての文に付加疑問文をつけてみよう。
文法感覚が養われてくることに気づくはずだ。
会話で結構使える
日本語ですら、誰かと会話をする際に「~だよね?」「~やんなあ?」と相手に同意を求めるような尋ね方をすることは結構多い。
普段、アウトプットトレーニングをする際にあまり付加疑問文をあえて練習する機会は実はあまりない。にもかかわらず結構使えるのだ。
英語独り言をしながらも実践的な会話の練習にもなるのでお勧めする。
結構使われているのに、聞き取りにくい
海外ドラマや映画でも付加疑問文は結構使われている。その割には僕らにはなじみがない。
なのでリスニングをしていて「didn’ he(でぃんにー)?」がさらっと出てきて聞き取れない。スクリプトを確認するとただの付加疑問文だった、という経験はないだろうか?
このようにスピーキング時にもリスニング時にも中途半端に苦手意識を植え付けてくるこの付加疑問文を、普段の独り言であえて多用してやっつけてしまおう。
まとめ
苦手意識のあるものにはあえてぶつかってみる
のが一番だね…
- 英語独り言の際にあえて「付加疑問文」にしてみるトレーニングは有効
- 付加疑問文トレーニングには下記のメリットがある
- ①文法感覚が身につく
- ②会話時に役に立つ
- ③相手が使用した際も聞き取り出来るようになる
付加疑問文は、僕が取り組んでいた「American Accent Training(アメリカ式発音の本)」においても、
教科書的な発音とは全く違った発音で話される英語の代表例
として挙げられるうちのひとつだ。
実際にリスニング中に付加疑問文が出てきてこれが聞き取れないせいで迷子になってしまうことが僕には多かった。
苦手なものにはあえて体当たりしてつぶしてしまおう。
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