録音した自分の声聞いてものすごく
凹んでるんで慰めてほしい…
上級者は誰もが通る道である。ここで凹んで止まってしまうとずっと中級者のままだ。より完璧な英語をしゃべる上で、自分の声の録音は避けては通れない。
- 「英語で話す」より「英語で歌う」の方が発声において難易度が高い
- 洋楽をネイティブばりの発声で歌えたら、英語スピーキングでの発声は余裕
- 「喉を開いて」「声帯を閉鎖する」が正しい発声法
- この発声フォームを保ったまま、声を大きくしたり高くしたりしてみよう
- なるべく大声が出せる環境(カラオケや車内)が望ましい
- 自分の声の録音は必須
3記事にわたって「英語の発声」について投稿してきた。英語の発音がいくら出来ても、「発声」が日本語のままだと英語らしく聞こえない。「英語発声」をするためには「喉を開いて」「声帯閉鎖をコントロール」した上で英語を話す。すると、奥行きのある発声を実現できる。
英語の発声に必要な訓練は歌唱のボイストレーニングに通ずるものがある。
僕の経験として、「僕は英語をネイティブのように話すことができる!」と自信を得たころにカラオケで、ふと洋楽を歌ってみたところ、
「なんだ、この日本語英語は…」
と愕然とした。
そこからは洋楽を完璧な英語発声で歌えるようにトレーニングを重ねた。
時間はかかったが、かなり自分の中で英語発声の完成度は高まったころ、英会話に参加する機会があり、そこで、
めちゃめちゃ発音を褒められた。
今までも時々、英語の発音を褒められることはあったが、その比ではなかった。
英語の歌を英語発声で歌えれば、話すのは簡単
上記の経験で、僕はこう結論づけた。
英語発声をする上では、「英語で話す」よりも「英語で歌う」方が難しい。
声量が上がれば上がるほど、英語発声のフォームをキープするのが難しいためであると考えられる。
また、音程が上がれば上がるほど英語発声のフォームをキープするのが難しいためであると考える。
大は小を兼ねる
ではないが、より難易度の高い「英語発声で完璧に歌う」をマスターすれば、普段、英語発声で英語をしゃべるのは容易になる。
音程が低いほど英語発声はラク
「英語発声」で検索すると、よく紹介される方法として
低い声で話す
というのがないだろうか?僕は洋楽トレーニングをある程度重ねたのち、いざ英語を話す段になって
「喉を開いて」、「声帯を閉鎖」した英語発声フォームで英語を話そうとしたところ、
自然と声が低くなった。
つまり、
「低い声で話すことで英語発声となる」のではなく「英語発声で話そうとすると、声が低くなる」
のが本当のところではないかと思っている。
洋楽を英語発声で歌うために
まずは「喉を開いて」「声帯を閉鎖」という状態を完全に身に着けよう。これを「英語発声フォーム」とする。
このフォームを身に着けた上で、歌詞のとおり英語発音をしていくのだが、「英語発声フォーム」のまま歌詞を歌おうとすると、とたんに喉が閉まったりする。はじめはなかなか難しいのだ。
また、高い音程になると喉が閉まりやすい。はじめはラップなど、音程差の少ない曲で練習するのが良いかもしれない。
ちなみに僕の声域でちょうどよいアーティストはED SHEERANだった。
「ヒトカラ」のススメ
カラオケに行って人前で「洋楽を歌う」のはもちろん、「自分の歌を録音する」となると、ちょっと(だいぶ?)ナルシスト感が出てしまう。少なくとも僕にはハードルが高すぎる。
そこで「ヒトカラ」だ。一人でカラオケに行くのだ。できれば知り合いにバッタリ会う確率の少ない隣町とかがいい。
自分の歌を録音しまくるのだ。断言するが、だんだん楽しくなってくるし、自分の成長を客観視できるようになってくる。
録音音声を聴いて「外人が歌ってるんじゃないか?」と自分で思えるようになると、もう病みつきだ。
先ほども述べたが、声量が上がれば上がるほどこの「英語発声フォーム」を保持するのが困難になってくる。したがって、なるべく大声を出せる環境で練習するのが重要だ。なるべく高負荷でトレーニングした方が効果的だ。
ヒトカラに行くチャンスがない人は車の中で練習するのも良いかもしれない。
まとめ
録音しはじめは自己嫌悪の連続だけど
自分の発音・発声に真正面から向き合ったら
ちょっとずつ成長してきた気がする…
- 「英語で話す」より「英語で歌う」の方が発声において難易度が高い
- 洋楽をネイティブばりの発声で歌えたら、英語スピーキングでの発声は余裕
- 「喉を開いて」「声帯を閉鎖する」が正しい発声法
- この発声フォームを保ったまま、声を大きくしたり高くしたりしてみよう
- なるべく大声が出せる環境(カラオケや車内)が望ましい
- 自分の声の録音は必須
僕にとって洋楽発声トレーニングは趣味と実益を兼ねた楽しいトレーニングであった。
自分の歌った曲を録音して聴く。はじめのうちは聞き苦しいがだんだん上達してくると、癖になってくる。
英語発声が身につく上にカラオケで歌う時に高音域が歌えるようになったのは思わぬ副産物であった。
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