一向に英語がしゃべれるようにならない…
何年も英語の勉強は続けているんだけれど…
このような悩みに対して、僕の考えを述べたい。
- 英語ペラペラになるには、当たり前だがしゃべる練習をするしかない
- これが20年以上インプット学習ばかりしてきた僕の結論
- 僕のようにあまりしゃべるのが好きではないタイプの人は注意
- 「あきらめて」アウトプット主体のトレーニングに切り替えよう
「英語ペラペラになるためにはどうすればいいですか?」
という質問があれば、僕ははっきりとこう答えられる。当たり前だが
しゃべる力をつけるにはしゃべる練習をするしかない
僕の英語学習遍歴
現在の僕のスピーキング力
僕は現在40代で、今まで英語圏の国に長期滞在した経験はないのだが、今でこそ「英語がペラペラだね」と言ってもらえるくらいにはスピーキング能力があると自負している。
しかも、帰国子女や海外駐在経験のある人など、ハイレベルなスピーキング能力のある日本人にそう言ってもらえるので、多分ある程度胸を張れるレベルにはあると思う。
※ネイティヴの先生はすぐ褒めてくれる。
以前の僕のスピーキング力
しかし今のレベルのスピーキング力が得られたのはここ最近の話である。
それまではほとんどスピーキング力はなかった。たまたま相手が答えやすい質問をしてくれた時は「来た!」とばかりにきれいな発音で返せたりはしたが、自分の考えをいちから組み立てて話すなんて芸当は不可能であった。ましてや、相手から予期せぬ話題を振られたときに気の利いた返しなどできるはずもなかった。
僕は今のスピーキング力を得るまで、気の遠くなるような遠回りをしてきた。おそらく今まで英語教材に投資してきた金額は100万はくだらないだろう。
投資してきた時間も然りだ。真面目に英語を勉強し始めたのは大学受験時代から。リスニング力やリーディング力こそ投資した金額と時間に見合ったレベルになったが、スピーキング力だけはいつまでたっても納得のいくレベルまで向上してくれない。
下手に英語系の資格「英検1級」「TOEIC900点以上」を持っていたばかりに、周りが自分をペラペラであると勝手に勘違いしてくれるが、当の本人は冷や汗、という具合だ。
こういった人は僕以外にも結構いると思う。
アウトプットの必要性に直面
受け身の学習をしていたかった
そもそもやり方が間違っていた。
リスニングやリーディングの練習を継続していれば、いつかスピーキング力が身についてくると思っていた。
20年以上も思っていた。
しかし悲しいほどスピーキング力はついてこない。
もともと自分はよくしゃべる方ではないので、無意識にアウトプットの練習を避けてきたのだろう。
アウトプットは嫌いだった。単純に疲れるから。
「あきらめて」能動的学習法へ
リスニングやリーディングの訓練は受け身でいられるが、スピーキング(ライティングも然りだが)の訓練はそうはいかない。能動的に考えなければならない。
かつての僕と同じような道をまさに今、たどっている方々に伝えたい。
たとえ10,000時間、英語を聞き続けても英語をペラペラ喋れるようにはならない。
あきらめて、しゃべる練習をしよう。
それも集中的に。
TOEICハイスコアをお持ちの方、地味なスピーキング練習に向き合ってほしい。最初はあまりにも喋れないので、プライドが粉々に砕け散るだろう。
なにせ、「知っている」中学英語がろくに「使え」ないのだから。
しかし次第に英語を喋ることが自然になってくる。
\ 僕がアウトプットにはまったきっかけ /
インプットの質まで変わった
今まで漫然と聞いていただけのリスニング練習も、「能動的に」聴けるようになってくる。つまり、自分が英語を喋る際のボキャブラリーを得てやろう、と前のめりに聞き取りできるようになってくるのだ。
こうなってしまえばもう世界はあなたのものだ。
まとめ
- 英語ペラペラになるには、当たり前だがしゃべる練習をするしかない
- これが20年以上インプット学習ばかりしてきた僕の結論
- 僕のようにあまりしゃべるのが好きではないタイプの人は注意
- 「あきらめて」アウトプット主体のトレーニングに切り替えよう
インプット学習はある意味ラクだったから
アウトプットはずっと避けてたんだよね…
けど覚悟を決めなければしゃべれるようには
ならないよね…
そう、早いうちにこの「覚悟」が出来れば最高。なにせ僕は20年以上も遠回りしてきたわけだから。
けど僕の20年以上にわたる「インプット偏重」の学習ももちろん、無駄になるわけではない。
いざ、アウトプット重視の学習に切り替えた途端の伸びには自分でもびっくりした。
僕と同じように「TOEIC900以上、英検も1級持ってるけどしゃべれない」という悩みを持っている人たちに
届いてほしいと思い、この記事を書いた。
※当ブログの初投稿がこの記事。「英語論文を読めればいい」「英語で情報を入手できればよい」も立派な目標であるが、どうせならスピーキングも出来るようになったらもっと楽しいよ、というメッセージを当ブログでは送りたいと思っている。
\RPGゲームのようにスピーキング上達 /
コメント